おすすめ絵本 20選
久しぶりに買った雑誌は「Casa」の絵本の名作200
この間本屋に行って、1年ぶり(?)くらいに雑誌を購入したんです。
それが、Casaの「読み継ぐべき絵本の名作200」。
幼い頃母に買い与えられた絵本を、未だに読んでいるくらいの絵本好きな私。
このCasaはまさに私のツボをくすぐるもので、読んでいてワクワクしまくり。
実は数十回全体をばーっと読んではいるものの、まだじっくり隅々までを読み終えていないのですが…。でも逆に言うと、そのくらい楽しく読めてしまうから読むのに時間がかかっているのかもしれません。
そんな「Casa」に刺激を受けて、私の好きな絵本を纏めてみちゃいました。古い絵本が多いですけど、どうぞご参考まで。
大好きなおすすめ絵本 20選
(1) ラチとらいおん
弱虫のラチという少年が、小さくて赤い「らいおん」のおかげで、どんどん強くなっていくというお話。
色づかいも大好きなのですけど、話がもうとにかく素晴らしい。じんわりと心に残る…そんな絵本です。何度読んだことか!
(2-5) がまくんとかえるくん
「はるがきた」「おはなし」「なくしたボタン」「すいえい」「おてがみ」を収録。
「よていひょう」「はやくめをだせ」「クッキー」「こわくないやい」「がまくんのゆめ」を収録。
「そりすべり」「そこのかどまで」「アイスクリーム」「おちば」「クリスマス・イブ」を収録。
「あしたするよ」「たこ」「がたがた」「ぼうし」「ひとりきり」を収録。
上から発行順で並べてあります。全4冊。それぞれ短めのお話がいくつか収録されています。
「がまくんとかえるくん」は読んでて心がほんわか優しくなれる、そして、くすっと笑ってしまう、そんな絵本です。なぜだかこの絵本を読む度に、懐かしい気分になるんですよね。
がまくんがちょっと我侭でおばかさん。そしてかえるくんはスマートでいつも優しい。そんな二人の日常を描いています。
この「がまくんとかえるくん」の物語の中に「いしりょく」という言葉が出てくるんですけど、幼い頃、これを「石力」だと思っていて、固くてすごいんだなってぼんやり思っていたのを思い出します。ほんとは「意思力」なんですけどね~当たらずとも遠からず…かな(笑)?
(6) ぐりとぐら
知らない人は…いないでしょうね。名作です。
そしてこの本といえば「かすてら」!大きくてまあるくて黄色い「かすてら」がもう美味しそうで美味しそうで。
この「かすてら」について、作者の中川李枝子さんが Casa 読み継ぐべき絵本の名作200 の中の宮崎駿監督との対談で、こんなことをおっしゃってました。
当時、子供たちは男の子も女の子も『ちびくろさんぼ』のホットケーキに夢中で、ハートをグッとつかまれていた。それに負けてられないって思ったわけ。当時、ホットケーキより上等のお菓子といったらカステラでしたから。それで、カステラが出てくる物語を作ろうと思った。
via Casa BRUTUS特別編集 【完全保存版】読み継ぐべき絵本の名作200
あの大きな卵からカステラが出てきたんじゃなくて、あのカステラあっての大きな卵だったんですねぇ(笑)。
(7) いないいないばあ
赤ちゃん用の絵本なんですが…好きなんですよね「いないいないばあ」。単純なのがいい。
(8) てぶくろ
寒い寒い冬の日。雪の上に落ちていた手袋の中にネズミがはいります。そこへカエルやウサギやキツネが次つぎやってきて…ぎゅうぎゅうに!!!
という物語。これ、この手袋の中がものすごい魅力的で、私も手袋の中に入りたい!って思わず思ってしまう絵本です。
(9) しょうぼうじどうしゃじぷた
すみません、内容ほとんど忘れてるけど、これ大好きだった絵本。古いジープを改良した、ちびっこ消防車のじぷたが頑張るお話…だったはず。
今でも消防車を見かけるとときめいてしまうのは、この絵本のおかげかもしれません。
(10) からすのせっけん
石けんを拾ったカラスのお話。カラスは森の仲間たちにも石けんを貸してあげ、「じゃぶ じゃぶ ぷるる ぷわららら」と身体を洗います。
この「じゃぶ じゃぶ ぷるる ぷわららら」の音の響きがとってもかわいいんです。
(11) ぶたぶたくんのおかいもの
おかあさんに買い物を頼まれた、ぶたぶたくん。ぶたぶたくんのお買い物の様子を描いた絵本です。ぶたぶたくんが歩いた地図がのっていたり、すごくワクワクする楽しい絵本。
(12) もりのなか
白黒で描かれた絵本。森にらっぱをもって出かけた男の子の後を、動物たちが音に誘われついてきて、次第に行列になっていきます。
黒く塗りつぶされた森の奥とか不気味な感じなのに怖さを感じなくて、逆にあたたかい印象を抱いていたのを思い出します。続編の「また もりへ
」もお勧め。
(13) ハハハのがくたい
ハハハの島に雇われたハハハの楽隊7人組。とにかく絵がインパクトあって、内容うんぬんより見てて楽しい絵本(笑)。見てるだけで音が今にも流れてきそうで、絵の大胆さが本当にあってる。大胆なんだけど、持ってる新聞がちゃんと内容書かれていたりと、細かいところの発見を見つける面白さもあります。
(14) かようびのよる
言葉少なめだけど、絵が語りかけてくれる、そんな絵本。カエルたちの火曜日の夜から夜明けまでを描いています。
大人になってから、絵に魅かれて購入しました。
(15) はなをくんくん
冬眠から覚めて、春の匂いに鼻をくんくんさせる。動物も同じなんですねぇ。「春」というキーワードと「はなをくんくん」って言葉だけでもうほんわかな気分に。シンプルだけどあったかい絵本です。
(16) おおきなかぶ
「うんとこしょ、どっこいしょ。」おおきなかぶを一生懸命引っこ抜こうとする様が楽しい絵本。「うんとこしょ どっこいしょ」それでもかぶは抜けません。リズム感がとってもよくて、今でも大好きな絵本の一つ。
(17-18) とけいのほん
「いま なんじ?」絵がポップで可愛らしい時計の本。1はどんぐり、2はおばけが出てきてこの子たちもまた可愛い。
時計の読み方を覚えさせる絵本らしいですけど、幼い頃はそんなの覚えた記憶もなく、時計の針が可愛い!という見た目だけで好きだった絵本でした(笑)。
(19) はたらきもののじょせつしゃけいてぃ
トラクタのケイティーの活躍っぷりが描かれた絵本。随所にワクワクするような物が描かれていたりと、面白さ満載。バージニア・リー・バートンの中でも一番好きな作品。いたずらきかんしゃちゅうちゅうもいいけどね!
(20) かばくん
かばくん目線で動物園の1日を描いた絵本。かばくんの表情がほんと豊かで、癒されます。
まだまだ好きな絵本はあるんですけど、やっぱり心に残っているとなるとこのあたりかなぁ…と。とりあえず20冊あげてみました。
大人になってから読み返しても、絵本ってほんと面白い。
言葉が少ない分、絵が色んな情報を補って、想像力を刺激されて、疲れている時なんか特に絵本の世界がたまらなく愛おしくなります。癒されるんですよねぇ。
たまには絵本を開いて読んでみてください。お勧めです。
大人向きの絵本
番外編。大人向きの絵本をちょっとだけご紹介。
猫の建築家
建築家に生まれ「美」の意味を問い続ける猫。建築も猫も大好きなので、買わずにはいられなかった作品です。
BとIとRとD
酒井駒子さんの描く絵がとにかく好きで、特に女の子が柔らかくて透明感があって素敵すぎる…。というわけで母のために購入した「BとIとRとD」。とにかく美しいです。お勧め。