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2014.12.12 | 2019.3.04 Update

Twitter Card の種類と設定方法

Twitter Card とは

Twitterカードを使用すると、写真や動画などのリッチメディアをツイートに添付してウェブサイトへのトラフィックを促進できます。ウェブページに数行のHTMLを追加するだけで、そのコンテンツへのリンクが含まれるツイートにカードが追加されるようになり、そのツイートを投稿したユーザーのすべてのフォロワーにカードが表示されます。

via Twitterカード

カードっていうから何それってなっちゃうけど、文字だけでは伝わらない部分をもっとリッチに見せようよ!それがTwitterカードなんだよ!…っていうことだと思います。

Twitter Card のカードタイプ

  1. サマリーカード – Summary Card

    デフォルトのカードで、正方形の小さめの画像に、タイトル、説明、Twitterアカウントが表示される。

  2. 大きな画像付きのサマリーカード – Summary Card with Large Image

    大きなフルサイズ幅の画像をツイートに含めることができる。

  3. フォトカード – Photo Card

    画像がツイートの前面に表示される。

  4. ギャラリーカード – Gallery Card

    ツイート内に画像のコレクションを表示できる。

  5. Appカード – App Card

    Twitterでモバイルアプリケーションを紹介してインストールを促すことができる。

  6. プレイヤーカード – Player Card

    ビデオクリップやオーディオストリームを再生できる。

  7. プロダクトカード – Product Card

    画像と説明で製品を紹介し、製品に関するその他2つの重要な情報をアピールできる

    ※ サンプルツイートが見当たらなかったので、Twitterカード で概要をご覧下さい。

設定してみる

設定は簡単。

  1. カードタイプを選ぶ
  2. それぞれのカードタイプにあったサンプルコードをコピペして、必要な箇所を修正
  3. 検証ツールでURLを実行して申請

以上です。


サマリーカード を例にあげてみましょう。Twitterのデベロッパーサイトにある、サマリーカード に記載してあるサンプルコードを取得します。サンプルコードは以下です。

<meta name="twitter:card" content="summary" />
<meta name="twitter:site" content="@flickr" />
<meta name="twitter:title" content="Small Island Developing States Photo Submission" />
<meta name="twitter:description" content="View the album on Flickr." />
<meta name="twitter:image" content="https://farm6.staticflickr.com/5510/14338202952_93595258ff_z.jpg" />
<meta name="twitter:url" content="https://www.flickr.com/photos/unicphoto/sets/72157645001703785/" />

1行目から…

  1. カードタイプ
  2. ウェブサイトのユーザー名
  3. コンテンツのタイトル
  4. コンテンツの概要
  5. コンテンツのイメージ画像
  6. コンテンツのURL

となります。1 はサマリーカードをすでに設定してますので、2 以下を変更していきましょう。今回は chi-bit の設定を例にあげてみました。

<meta name="twitter:card" content="summary" />
<meta name="twitter:site" content="@chi_bit_" />
<meta name="twitter:title" content="Twitter Card の種類と設定方法" />
<meta name="twitter:description" content="Twitterカードを使用すると、写真や動画などのリッチメディアをツイートに添付してウェブサイトへのトラフィックを促進できます…" />
<meta name="twitter:image" content="http://chi-bit.com/img/entries/141212/main.png" />
<meta name="twitter:url" content="http://chi-bit.com/141212" />

正しく設定しなおしたコードを、head 内に記載します。あとは 検証ツール でURLを実行して申請するだけです。

Twitterカード 検証ツール画面

まず Card URLhead にコードを挿入し終えたサイトのURLをコピペ。Preview Card を押します。そうすると、右に設定した際のカードのプレビュー。下に Administrative Contact というフィールドが出てきますので、必要な項目を記入し審査申請をしてください。

「Your Twitter card is ready!」という件名のメールが届いたら無事設定終了です。


なお、各Twitterタグの内容については、カードのマークアップタグリファレンス を参照してください。
例えば、sitesite:id のように、サイトの名前、そして運営しているサイトのTwitterID…等々、細かく設定することができます。

<meta name="twitter:site" content="chi-bit.com" />
<meta name="twitter:site:id" content="@chi_bit_" />
<meta name="twitter:creator" content="chi-bit" />
<meta name="twitter:creator:id" content="@chi_bit_" />

既にOGPを設定していると、もっと簡単

facebook対策で、サイトにOGPを設定している方は多いかと思います。このOGPを既に設定していれば、Twitterカードに必要なコードはもっと少なくすみます。
必要なのはこれだけ。

<meta name="twitter:card" content="summary" />
<meta name="twitter:site" content="chi-bit.com" />
<meta name="twitter:site:id" content="@chi_bit_" />

カードのマークアップタグリファレンス でオープングラフに該当があれば、記述しなくてOKですので、既にOGP設定をしている人はチェックしてみてくださいね。